ドイツの高級車メーカー、アウディの主力SUV、『Q5』と『Q7』。両車の先代モデルが米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。アウディの属するフォルクスワーゲングループの米国法人から、先代アウディQ5とQ7に関するリコールの届け出を受けた、と公表している。
今回のリコールは、燃料系統の不具合が原因。NHTSAによると、先代アウディQ5とQ7の燃料ポンプの一部がひび割れ、そこから燃料が漏れるおそれがあるという。
リコールの対象となるのは、先代Q5が2009-2012年モデル、先代Q7が2007-2012年モデルの一部。米国で販売された14万2314台が、リコールに該当する。
アウディは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、燃料ポンプ内を洗浄し、ゴムシール材を追加するリコール作業を実施する。