16日午前5時35分ごろ、富山県射水市内の県道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路左側の看板に衝突する事故が起きた。クルマを運転していた21歳の警官の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。飲酒運転の現行犯で逮捕している。
富山県警・射水署によると、現場は射水市小島付近で片側1車線の直線区間。乗用車は斜行するようにして路外に逸脱。道路左側の歩道に乗り上げ、そのまま郵便局の看板に衝突した。
事故を起こしたクルマを運転していたのは富山市内に在住し、富山西署に所属する21歳の巡査の男。事故によるケガはなかったが、呼気からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。
男は15日午後から非番。事故の約30分前には同市内の国道8号で信号待ちの際に居眠りをして、これを不審に思った同署員が職務質問しようとしたが、隙を見て逃走していた。警察では飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。