ケニアで完成車輸送サービス…豊田通商、日本郵船などの合弁

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ケニアのモンバサ港 (c) Getty Images
  • ケニアのモンバサ港 (c) Getty Images

豊田通商は、ボロレ・トランスポート&ロジスティクス・ケニヤ、日本郵船と共同で、ケニアで完成車物流の合弁会社設立で合意したと発表した。合弁会社は「ボロレNYKオート・ロジスティクス」。

経済成長が続くケニアは、完成車の輸入拡大が見込まれているのに加え、東アフリカ諸国におけるゲートポートとしての役割も期待されており、モータリゼーションが本格化する見通し。合弁会社はケニアのモンバサ港で車両保管、通関サービス、内陸輸送、PDI(納車前点検・整備)などのサービスを年内に開始する予定。

また、豊田通商は2016年3月に仏複合企業ボロレグループの中核会社ボロレS.A.とアフリカ・その他地域での協業を目指す包括的協業意向書を締結。以降、両社の事業基盤を基に、インフラ事業や物流事業を含むさまざまな事業での協業体制を構築し、両社のアフリカビジネス基盤を強化するための協議を進めている。

ボロレと豊田通商がさまざまな事業展開を通じて蓄えた知見・ノウハウと、日本郵船が世界各地で培ってきた完成車物流の経験と技術を融合させた3社の戦略的パートナーシップにより、合弁外車は成長著しい東アフリカにおけるゲートポートで高品質なサービスを提供するとしている。

《レスポンス編集部》

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