そこからアンドレア・ミーニョ(SKY Racing Team VR46)と激しいバトルを展開。残り2周で再び3番手を取り戻すがニコロ・ブレガ(SKY Racing Team VR46)も加わっての三つ巴バトルに。最終ラップのV字コーナーで尾野を抜きかかろうとしたミーニョが転倒するなど、激しいポジション争いとなったが、最後まで3位の座を守りきり、チェッカーフラッグ。スタンドに詰めかけたファンからも大歓声が沸き起こり、日本人ライダーが母国日本グランプリで表彰台に上がるという嬉しいニュースを喜んだ。
しかし、レース後の車検で最低重量が規定に達していなかったことが判明し、失格となってしまった。
なおMoto3の優勝はエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)が最終ラップで逆転し優勝。最後はブラッド・ビンダー(Red Bull KTM Ajo)と並んでチェッカーを受け、わずか0.017秒差でバスティアニーニが先着。最高峰クラスをもしのぐ白熱したバトルとなった。