地球半周移動を支えた日本の両翼へ、五輪トップが想いを伝える

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東京2020特別デカール機公開記念イベント(10月14日、羽田空港JAL M2格納庫)
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日本を代表するトップアスリートの“地球半周移動”を支えたJALとANA。新たに「心ひとつに!! 行こう2020」というメッセージを込めた両社機体が飛び立った10月14日、森喜朗会長、竹田恆和会長、鳥原光憲会長の五輪トップ3が、2社への想いを語った。

日本オリンピック委員会・竹田恆和会長

「リオでの熱戦を終え、41個のメダル獲得、88の入賞という過去最多の成績をあげた。選手団は、JALとANAの協力のもと、リオからチャーター機で帰国できた。機内では、社員のみんなから心のこもったメッセージをもらい、『おかえりなさい』と声をかけてもらった」

「こうした心からのおもてなしに、選手たちはいつも以上にくつろいで帰国できたばかりではなく、このあとの戦いへ向けて新たな意欲も生まれたと思う。これからも、日本代表選手団が、それぞれ実力を発揮できるよう、国、政府、東京都、民間、団体などとともに、大会成功へ向けて全力で取り組みたい」

日本パラリンピック委員会・鳥原光憲会長

「リオパラリンピックが終了してひと月。日本代表選手団は、JALとANAによる移動で、あたたかい歓迎と、心のこもったサービスを受けた。こうした協力のもと、万全の体制でリオ五輪にのぞめた」

「その結果、ロンドンの1.5倍、24個のメダルを獲得できた。とくに、はじめての種目でのメダル獲得、ウィルチェアーラグビーのような重度の障がい者の団体競技でメダルが獲得できたのはすばらしい。メダリストと入賞者、あわせて91名。とくに若い選手が活躍していたことがうれしい。東京2020へ向け、期待できる結果が出た」

2020東京五輪組織委員・森喜朗会長

「もう80という歳で、飛行機はつらいけど、リオはどう乗り換えても12時間とか、中継点を入れて30時間もかかる場合がある。選手はたいへんだろう。JALとANAは、健常者であれ、障がい者であれ、ベストなコンディションでのぞめるよう、日本とリオの間を運んでもらった」

「健常者のわれわれでさえも結構、わがままもいう。スタッフたちはどんなにつらい思いされたか。スタッフの心遣いで、選手たちはリオと日本を移動できた。そこに感動を覚え、感謝の思いでいっぱい」

JAL(日本航空)とANA(全日空)は、東京2020大会への機運を高めるべく、両社が保有するボーイング「777」(JA773J、JA745A)の機体側面に「心ひとつに!! 行こう2020」というメッセージを掲出。2016年度中をめどに、各社4~5機に同様のメッセージをつけていく。JALは、「このあと『B737』、『B767』に貼る予定。大型から小型まで、複数の機材にデカールを貼って、全国各地にこのメッセージを届けたい」と伝えていた。

《レスポンス編集部》

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