国際航空宇宙展の会場内で異彩を放っている(!?)のが、アメリカ国防総省のブースだ。ブースとしてスペースが確保されているのだが、来場者にアピールする展示物は一切ない。ドアのついた会議室のようなクローズドスペースがいくつかあるものの、もちろん一般の来場者は立ち入ることもできない。
国防総省のブースはアメリカの防衛企業が一団となっているエリアに位置しており、ブース自体が政府関係者向けというか、一種の商談スペースとして使われているようだ。
ブースの前で国防総省のエンブレムを入れた写真を撮ることも可能だし、受付に立っているスタッフも目が合うと笑みを返してはくれるが、ちょっとした緊張感を覚える。