ヤマハ発動機は12日、世界21の国・地域から選抜されたヤマハ二輪サービスマン(ディーラー・販売店のメカニック)21人がサービスの「技」を競い合う「第7回ヤマハ・ワールド・テクニシャン・グランプリ2016」を、静岡県磐田市のヤマハ発動機コミュニケーションプラザ/YTAグローバル教育センターにおいて開催した。
スポーツモデルクラスでは、日本代表の鮫島遼平(YSP川崎中央)さん、コミューターモデルクラスでは、インド代表のジグネシ・ギリシュクマール・ラナさんが優勝した。日本人の優勝は2003年の第2回大会以来、13年ぶり。
競技は、「スポーツモデルクラス」と「コミューターモデルクラス」の2つのカテゴリーに分かれ、タイヤ交換などの基礎整備の正確性を競う「基礎整備技術競技」、故障の原因を的確に診断し修理する技術を競う「故障探求競技」、修理箇所の説明など顧客とのコミュニケーションスキルを競う「お客さま対応競技」の3種目でサービスの「技」を競い、その総合得点により順位を決定した。