バイク運転中に重傷ひき逃げ、後に出頭の男を逮捕

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9日午後9時50分ごろ、埼玉県所沢市内の県道を徒歩で横断していた32歳の男性に対し、交差進行してきた大型バイクが衝突する事故が起きた。男性は重傷。バイクは逃走したが、警察は後に出頭してきた20歳の男を逮捕している。

埼玉県警・所沢署によると、現場は所沢市東町付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。32歳の男性は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた大型バイクと衝突した。

男性は右足を骨折するなどの重傷。バイク運転者はそのまま逃走したことから警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、後に同市内に在住する20歳の男が警察へ出頭。容疑への関与を認めたことから、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「事故を起こしたことは間違いない」などと供述しているようだ。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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