KLMオランダ航空、CO2排出に関する世界的な合意を歓迎

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  • KLMオランダ航空、オスロからバイオ燃料フライト実施へ

KLMオランダ航空は10月7日、国連の専門機関、国際民間航空機関(ICAO)が6日にカナダ・モントリオールで開いた会合における、二酸化炭素(CO2)排出に関する合意を歓迎する声明を出した。

日本、中国、米国、EUの全加盟国を含む多くの国が支持したグローバルな合意によると、航空会社は2020年からCO2ニュートラル(企業の事業活動で発生するCO2排出のうち、削減しきれない分を、他の場所におけるCO2排出削減・吸収への支援などで埋め合わせること)の考えに基づいた成長を追い求めることになった。

今回の会合の主な焦点は排出量取引制度(埋め合わせ)だったが、KLMは航空輸送産業界に引き続き排出量削減に取り組むよう強く促す考え。排出量を減らすための具体的な取り組みとして、新しい航空技術の活用、バイオ燃料の使用、空域のいっそうの有効利用、運航の最適化を挙げている。

《日下部みずき》

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