ドイツの高級車メーカー、BMWは9月中旬、次期『5シリーズセダン』の生産を2016年内に、ドイツ・ディンゴルフィング工場で開始すると発表した。
現行5シリーズは2010年3月、ジュネーブモーターショー10で初公開。2013年9月のフランクフルトモーターショー13では、初の大幅改良モデルを発表した。
現在、開発が進められているのは、デビューから6年を経て、フルモデルチェンジを受けて登場する7世代目モデルとなる。
今回BMWは、次期5シリーズセダンの生産を2016年内に、ドイツ・ディンゴルフィング工場で開始すると発表。すでに生産開始に向けた準備として、同工場に数百万ユーロを投資。新たな車体プレス工場の建設をはじめ、最終組み立てラインの改修に取り組んできた。
BMWグループの生産担当、オリヴァー・ツィプセ取締役は、「ディンゴルフィング工場は引き続き、BMWブランドの上級車種の生産拠点であり続けるだろう」と述べている。