ナブテスコ、航空機向けアクチュエーターの工場を新設…MRJなど

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MRJ飛行試験初号機
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ナブテスコは、岐阜工場(岐阜県不破郡垂井町)敷地内に建設中の航空機向けEHSV(電気油圧サーボバルブ)専用工場と表面処理工場に続き、アクチュエーター工場を新設する。

同社は、岐阜工場に機体の飛行制御システム「フライト・コントロール・アクチュエーション・システム」を中心に航空機向けの各種装備品を生産している。今回、新設するアクチュエーター工場は、新たに取得する約2万平方メートルの土地に建設する予定。建屋面積は約7200平方メートルで、2018年度の完成を目指す。

現在開発中のボーイング「737 MAX」、「777X」、三菱航空機の「MRJ」(三菱リージョナルジェット)向け製品の量産対応に加え、将来見込まれる需要拡大を見据え、高自動化生産ラインを設けるなど、材料から完成品までの一貫生産体制を構築する。

また、工場は地中熱や太陽光発電などの先進環境技術を積極的に採用し、CO2排出量50%以上削減、環境対応する。

《レスポンス編集部》

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