2016年のF1第17戦日本GPが7日、いよいよ鈴鹿サーキットで開幕。フリー走行1回目はニコ・ロズベルグ(メルセデス)がトップタイムをマークした。今日は朝から天気も良く、気温22度と過ごしやすいコンディション。早朝のゲートオープン前から多くのファンが列を作り、開幕の瞬間を今か今かと待ちわびていた。グリーンシグナルが点灯すると各車続々とコースインし、それぞれのテストプログラムをこなしていた。今回、地元レースを迎えるマクラーレン・ホンダ勢も開始早々にフェルナンド・アロンソ、ジェンソン・バトンの順でコースイン。スタンドから拍手も沸き起こった。2台ともチェックラップを終えて順調に走行していたが、開始22分のところでアロンソがスプーンカーブの一つ目でスピン。そのままタイヤバリアにヒットしてしまった。リアウイングの一部を破損したものの、大きなダメージはなくそのまま自走でピットへ。すぐに修復して走行を再開していた。トップタイムをマークしたのは現在ポイントリーダーのロズベルグ。セッション序盤から早さをみせ、1時間を経過したところで1分32秒431のベストタイムを記録。2番手には僚友ルイス・ハミルトンが0.2秒差でつけた。3番手にはセバスチャン・ベッテル、4番手にキミ・ライコネンとフェラーリ勢が背後を固めるが、メルセデスとは約1秒引き離される結果となってしまった。マクラーレン・ホンダ勢はアロンソが1分35秒003で9番手。アクシデントがありながらも、最後はしっかりトップ10に入ってきた。一方、今季限りでレギュラーシートから外れることになるバトンは13番手タイム。午後のフリー走行2回目でどこまでタイムを伸ばしてくるのか、注目だ。2016F1第17戦日本GP フリー走行1回目結果1.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分32秒4312.ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分32秒6463.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分33秒5254.キミ・ライコネン(フェラーリ)1分33秒8175.ダニエル・リチャルド(レッドブル)1分34秒1126.マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)1分34秒3797.ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)1分34秒5308.セルジオ・ペレス(フォース・インディア)1分34秒7679.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)1分35秒00310.バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)1分35秒381