アウディジャパンの斎藤徹社長は10月5日、横浜市内で一部報道陣と懇談し、2017年に『Q2』を含む新型3車種を日本市場の投入する計画を明らかにした。
斎藤社長は17年の商品計画について「Q2も含めて新型3車種、そのほかに各シリーズの追加設定は逐次やっていく」と述べた。
Q2は今年のジュネーブモーターショーで世界初公開されたコンパクトSUV。斎藤社長はQ2以外の新型車について言及しなかったが、9月のパリモーターショーで第2世代が世界初公開された『Q5』および新型『A5スポーツバック』とみられる。
一方、16年1月から8月までの累計販売が前年同期比10%減と、前年越えで推移しているメルルセデスベンツやBMWの競合に対し苦戦していることについて斎藤社長は「実は読み込み済みで、ほぼ計画通り」との認識を示した。
また16年前半に投入した新型『A4』に関して「確かにもうちょっと期待していた部分はある」としながらも、「順次、車種追加している形なので、これまでのところはシリーズの持っているポテンシャルを全部出しきれていないと思っている。10月には価格訴求の追加モデルを出すので、これでまたもうひとヤマ造れると考えている」と述べた。