イタリアの高級車メーカー、マセラティの4ドアサルーン、『ギブリ』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「マセラティの米国法人、マセラティノースアメリカから、ギブリに関するリコールの届け出を受けた」と発表している。
今回のリコールは、サスペンションの不具合が原因。NHTSAによると、ギブリの前輪のホイールベアリングの強度が不足している可能性があり、事故につながるおそれがあるという。
リコールの対象となるのは、2015年モデルとして米国で販売された車両の一部。
マセラティノースアメリカでは、対象車の顧客に連絡。販売店において点検を行い、ホイールベアリングを交換するリコール作業を実施するとしている。