ジャガー・ランドローバー、新型8速ATを開発中

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ジャガー・ランドローバー、が開発中の新型8速AT トランセンド
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英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは9月23日、開発中の新型8速ATの概要を明らかにした。

この8速ATは、「トランセンド」(TRANSCEND)と命名。トランセンドは先進的な研究プロジェクトで、革新的な機械設計と先進的な製造技術を組み合わせているのが特徴。

現在、ジャガー・ランドローバーが開発しているのは、従来の8速ATの2倍以上のギア比20対1を実現する小型軽量の8速AT。従来の8速ATと比較して約20kgの軽量化が図られており、縦置き後輪駆動や4WDの車両に搭載できる。

なお、トランセンド プロジェクトは、英国政府から一部資金提供を受けている。軽量部品の開発プロセスや、エネルギー効率の高い製造工程などへの投資を通じて、英国のトランスミッション製造を再構築し、英国発のハイブリッド車両技術の輸出促進を図っていく。

ジャガー・ランドローバーの商品エンジニアリング担当、ニック・ロジャース エグゼクティブディレクターは、「トランセンドは、ドライビングエクスペリエンスや環境性能を向上させるためのジャガー・ランドローバー独自の研究プロジェクト。操作性やオフロード走行がこれまで以上に容易となるだけでなく、オンロード走行時のビークルダイナミクスを高め、CO2排出量の低減にも貢献する」と述べている。

《森脇稔》

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