カスタムバイクのファンが集った『Deus Bike Build Off 2016』。9月24日に東京・お台場にて開催されたイベントだが、昨今盛り上がりを見せるこうしたカスタムシーンに、インポート・モーターサイクルメーカーらも熱視線を送っている。
BMWやトライアンフ、ハーレーダビッドソン、ヴィクトリー&インディアン、ドゥカティらがブースを出展し、カスタムビルダーのライドインシーンやスタントショーなどを披露した。
まずBMWモトラッドは、発売したばかりの『R nineTスクランブラー』をはじめ、日本を代表する4名のカスタムビルダーが手がけた『R nineT』のカスタムバイクを紹介。46Works 中嶋志朗氏、HIDE MOTORCYCLE 富樫秀哉氏、BRAT STYLE 高峯 剛氏、Cherry's Company 黒須嘉一郎氏によるものだ。
会場では4台のライディングシーンを披露したほか、中嶋、富樫、黒須の3氏によるトークイベントも開催。みなスケッチを描いてから作業にとりかかるのではなく、「頭の中でイメージしたものを少しずつカタチにしていく」というのが3人の共通点だった。
ハーレーダビッドソンも『STREET750』をベースに4組のトップビルダーらが製作したカスタムを展示し、さらにライドショーまでもおこなった。
トライアンフは『STREET TWIN』にインスピレーションキット『BRTA TRACKER』を組み込んだカスタムを展示。インスピレーションキットとは、自分だけのカスタムをつくる出発点となるファクトリーカスタムを一揃えにしたキットで、V&Hマフラー、ベンチシート、LEDウインカー、リアフェンダーレスキット、バレル型ハンドルグリップ、サンプガードがその内容だ。
ドゥカティも『Scrambler』のカスタムをディスプレイ。大手各外国車メーカーらが、こぞってカスタムを出展してきたのが、印象に残るカスタムショーとなった。