オーストラリア発のバイク×サーフブランド『デウス』。そのショップがある5都市、シドニー、バリ、ロサンジェルス、ミラノ、東京では、カスタムバイクイベント『Deus Bike Build Off 2016』を今秋同時開催する。
世界中のカスタム好きが一同に集結し、自慢のカスタムバイクとその腕を競うこのイベント。東京は9月24日、お台場の青海J地区特設会場にて開催され、多くのバイクファンで賑わった。
大会のメインはアマチュア部門だが、今回は新たにプロフェッショナル部門も追加し、前回大会より規模を拡大。選りすぐりの審査員あるいは来場者の一般投票(部門による)によって入賞マシンが決定され、受賞車は世界大会へと進んで行く。なお、総合優勝車は11月のミラノショー(EICMA)で発表される予定だ。
会場にはメーカーやジャンル、新旧を問わずさまざまなカスタムバイクが集まり、来場者の目を楽しませただけでなく、スワップミート&ショップブースではバイクギアやヴィンテージ衣類などの買い物もできた。
記者が注目したのは、宮城県にあるカスタムショップ「アスタリスク」のダートトラックレーサー。ベースはなんとカワサキのモトクロッサーKX500。ハーレーなどのカスタムで世界的に有名な星川英樹氏が手がけたものだが、オフロードを愛する同氏の情熱を強く感じるじつにクールな1台だ。
用品のブースも面白い。『SHOEI』は、アメリカ人アーティストによるグラフィック作品が目印。担当者によると「カスタムシーンにマッチしたスモールジェット『J・O』を発売したばかりですが、想像以上に好評を得ています」とのこと。ファッショナブルでありながら機能性と安全性が両立していることが人気の秘訣だという。
来場者には海外からのお客さんもチラホラ。日本のカスタムカルチャーはいま、世界でも大いに注目されている模様だ。