踏切で立ち往生のクルマと特急が衝突、車外にいた運転者が死亡

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18日午後4時ごろ、山形県酒田市内にあるJR羽越本線の踏切で、踏切内に立ち往生していた軽乗用車と、通過中の特急列車が衝突する事故が起きた。この事故でクルマを運転していた56歳の女性が死亡している。

山形県警・酒田署によると、現場は酒田市新橋5丁目付近(酒田~東酒田駅間)にある踏切で、警報機と遮断機が設置されている。軽乗用車は何らかの理由で踏切内にて立ち往生していたところ、通過した上り特急列車(酒田発/新潟行き、7両編成)と衝突した。

衝突によってクルマは軌道外へ弾き飛ばされたが、車外に出ていたクルマの運転者で同市内に在住する56歳の女性を直撃。女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡した。列車の乗客乗員約90人にケガはなかったという。

踏切内で立ち往生するクルマと、遮断棹を持ち上げようとしていた女性の姿が目撃されており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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