アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは、スイスの高級時計ブランド、ブランパンと共催するワンメイクレース“ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ”のアジアシリーズ第5戦を、9月17日から18日にかけて富士スピードウェイにおいて開催している。
同レースは、昨年まで『ガヤルドスーパートロフェオ』と『ウラカンスーパートロフェオ』の混走であったが、今年からウラカンのみとなった。ウラカンスーパートロフェオは、V型10気筒5.2リッターエンジンを搭載し、パワーは620ps。後輪駆動だ。
このレースの富士スピードウェイでの開催は5年連続で、今年は、鈴鹿を経て、日本上陸は2度目だ。また、この週末はヨーロッパシリーズ、北米シリーズの三大陸シリーズ同時開催。来る第6戦の最終決勝は12月1から2日、スペインはバレンシアのリカルド・ト ルモ・サーキットで行われ、翌3日、4日には同サーキットで三大陸シリーズのワールドファイナルレースが開催される予定だ。
レースフォーマットは50分間で、レース開始から20から30分の間にドライバー交代のためのピットインが義務付けられている。また、ドライバーの経歴や構成によって、PRO-AM-A、PRO-AM-B、AM、Lamborghini Cupのクラスに分けられている。
アウトモビリ・ランボルギーニCEOのステファノ・ドメニカリ氏も来日。日本での観戦は初だとし、「ブランパン・スーパートロフェオは、ランボルギーニの情熱が感じられるレースだ。そして、ランボルギーニにとってモータースポーツは重要で、今後も育てていきたい」とコメント。また、「日本は素晴らしいマーケットで、多くのユーザーに我々のブランドを支持してもらっている」と評価した。
17日のレースは16台が完走。最終戦間近ということもあり、テールツーノーズの接戦が繰り広げられた。