脱輪で立ち往生したトラック、車外に倒れていた運転者が死亡

自動車 社会 社会

14日午後0時30分ごろ、三重県津市内の国道163号を走行していた中型トラックが路外に逸脱。道路左側の側溝に脱輪する事故が起きた。運転者とみられる74歳の男性は車外に倒れているところを発見されており、後に死亡が確認されている。

三重県警・津署によると、現場は津市美里町五百野付近で片側1車線の直線区間。中型トラック(コンクリートミキサー車)は道路左側の路外へ逸脱。左後輪を側溝に脱輪させた状態で立ち往生していた。

立ち往生している車両と、その前方の路上で意識を失って倒れている高齢男性を通行人が発見して警察に通報。男性は近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡が確認された。後の調べでトラックを運転していた同市内に在住する74歳の男性と判明している。

死亡した男性は事故の直後、勤務する会社に対して「脱輪させた」との電話連絡を行っており、事故直後には生存していたとみられる。警察ではその後に何らかの原因で死に至ったものとみて、死因の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース