【F1シンガポールGP】フリー走行はロズベルグが最速タイム、レッドブル勢も好調

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2016年のF1第15戦シンガポールGPが16日に開幕。マリーナ・ベイ・ストリートサーキットでフリー走行が行われ、ニコ・ロズベルグ(メルセデス)がトップタイムを記録した。

今ではF1では欠かせない存在となったシンガポールでのナイトレース。ライトアップされたサーキットに22台のマシンが登場。それぞれの走行プログラムをこなしていた。

前回のイタリアGPで勝利し、チャンピオン争いでも首位のルイス・ハミルトンに2ポイント差とせまっているロズベルグ。フリー走行2回目になると一気にタイムを上げてトップタイムをマーク。2位のキミ・ライコネン(フェラーリ)に0.2秒差をつける1分44秒152を記録。翌日に控えている予選に向けて幸先の良いスタート。一方、ハミルトンはトラブルに見舞われたこともあり本領を発揮できず。トップから1.1秒差の7番手で初日セッションを終えている。

また一際速さをみせていたのがレッドブル勢。フリー走行1回目ではマックス・フェルスタッペンがトップでダニエル・リチャルドが2番手につけ好発進をみせると、夜になってからのフリー走行2回目ではロズベルグ、ライコネンには負けたものの3、4番手タイムを記録。後半戦になって尻上がりに調子が良くなっている2台。予選、決勝でもトップ争いに絡んできそうだ。

マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソが9番手、ジェンソン・バトンが12番手タイム。しかし2台ともマシントラブルに見舞われるなど、課題が残る初日セッションとなってしまった。

2016F1シンガポールGPフリー走行2回目結果
1.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分44秒152
2.キミ・ライコネン(フェラーリ)1分44秒427
3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)1分44秒532
4.ダニエル・リチャルド(レッドブル)1分44秒557
5.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分45秒161
6.ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)1分45秒182
7.ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分45秒275
8.カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)1分45秒507
9.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)1分45秒779
10.ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)1分46秒029


12.ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分46秒574

《吉田 知弘》

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