道路右側の壁面に衝突、同乗者が死亡

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11日午前1時25分ごろ、神奈川県川崎市宮前区内の市道を走行していた軽乗用車が対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の建物壁面に衝突する事故が起きた。この事故で助手席の同乗者が収容先の病院で死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

神奈川県警・宮前署によると、現場は川崎市宮前区平3丁目付近で片側1車線の緩やかなカーブ。軽乗用車は斜行するようにして対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の歩道に乗り上げ、道路に隣接した建物壁面に衝突した。

衝突によってクルマは中破。助手席に同乗していた46歳の女性は近くの病院へ収容されたが、胸部や腹部の強打が原因で約4時間後に死亡。運転していた多摩区内に在住する60歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場に目立つブレーキ痕は無く、聴取に対して男性は「眠かった」などと供述していることから、警察では居眠りや漫然運転が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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