マツダ、リアゲートのダンパーステーがリコール…米国では4車種57万台

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マツダが9月1日、日本国内で発表したリアゲートのダンパーステーの腐食によるリコール(回収・無償修理)。このリコールが、米国にも拡大した。

今回のリコールは、リアゲートのガス封入式ダンパーステーの不具合によるもの。マツダによると、ダンパーステー外筒のエンドキャップ部の塗装が不適切なため、塩害地域の塩分の影響で腐食することがあるという。

そのため、そのままの状態で使用を続けると、腐食が進行。外筒が膨らみ、エンドキャップが割れ、リアゲートを開く際に外筒が破裂し、最悪の場合、周囲の人が負傷するおそれがある。

マツダの米国法人、北米マツダは9月6日、このリコールを米国市場でも行うと発表。米国では『アクセラ』の2010‐2013年モデル、『プレマシー』の2012‐2015年モデル、『CX-5』の2013‐2016年モデル、『CX-3』の2016年モデルが対象になる。

米国でのリコールは、4車種合計でおよそ57万5381台が該当。北米マツダは、「この不具合による事故や負傷者の報告は受けていない」とのコメントを発表している。

《森脇稔》

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