欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは9月6日、米国の大手商用車メーカー、ナビスターに出資すると発表した。
北米の大型トラック市場では、「フレイトライナー」ブランドが強い。同ブランドは、フォルクスワーゲングループのライバル企業、ダイムラー傘下のダイムラートラックスが所有している。
今回、フォルクスワーゲングループはナビスターに16.6%を出資すると発表。フォルクスワーゲングループはこの出資を契機に、北米における大型トラック市場攻略の足掛かりにする方針と見られる。
フォルクスワーゲングループとナビスターは、調達に関する合弁会社を設立するなど、協力体制を築いていく。
なお、すでにフォルクスワーゲングループは、欧州の商用車大手、ドイツのMANとスウェーデンのスカニアを傘下に収めている。