JAF、交通安全教育ワークショップ開催…アセアン4か国を対象

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JAF(日本自動車連盟)は、アセアン4か国に対し、交通安全教育プログラム改善のためのワークショップを9月7日・8日に開催する。

ワークショップは、「持続可能な開発目標(SDGs)」に交通安全の具体的目標を盛り込むことを強力に推進してきたFIA(国際自動車連盟)の活動に賛同したJAFが、今後交通事故死傷者の増加が予想される東南アジア諸国等の交通安全に貢献するため実施するもの。今回はインドネシア、タイ、フィリピン、マレーシアの政府関係者およびFIAに加盟する自動車クラブの交通安全活動担当者13名が参加する予定だ。

日本自動車工業会をはじめとする自動車産業および交通安全関連団体等の協力を仰ぎ、国内外の様々な交通安全活動についての情報を共有するほか、各国の代表者が自国で展開する交通安全教育の現状等を紹介し、より効果的な教育の在り方について議論を交わし、最終的にはレポートにまとめ各国政府に提出する。

JAFの矢代会長は、「アセアン各国の経済発展には目覚しいものがあるが、その反面、今後交通事故死者数の激増が懸念される。かつて日本も、経済発展に伴い交通事故の急増に見舞われた経験があるため、交通安全に関するこれまでの知見を共有することを通じ、近隣諸国の交通安全に大いに貢献できるのではないかと考えている」とコメントしている。

《纐纈敏也@DAYS》

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