ブリヂストンサイクルは、推進力最大化解析技術を採用したロングライド用ロードバイク「アンカーRL9」を開発し、同商品を代表とする2017年アンカーモデルを、9月から順次発売する。
同社では、ブリヂストンの研究開発部門であるブリヂストン中央研究所と、推進力最大化解析技術「プロフォーマット」を共同開発し、2015年9月には「アンカー史上最も進む」ロードバイク「アンカーRS9」を発表した。2017年モデルでは、この技術をロングライドモデルにも展開する。
アンカーRL9は、ラグジュアリーをコンセプトとし、「レーシングモデルに迫る高性能」と、「ファンライドに最適な軽さ・快適性能」を併せ持つロングライド用フルカーボンフレームのロードバイクとして開発した。
今回の開発では、ロングライドモデルにとって重要な要素である「長く快適に乗れる」をテーマに、プロフォーマットで最適なフレーム性能を解析した。ロングライドモデルにとって理想な心地よく、進むフレーム性能の実現を追求した。具体的には、必要な部位へ必要な分の剛性を持たせるフレーム断面形状、ロングライドに適したフレーム寸法とした。
また、軽量化のために、カーボンフレームの積層設計、フロントフォークの構造設計を見直し、フレームセット重量を前作モデル比約6%軽量化した。
アンカーRL9を含め2017年モデルとして全58モデルを9月から順次販売する。
RL9は2017年1月に発売する。販売計画は800台で、価格はデュラエースモデルが62万円(消費税抜き)、105モデルが31万円(同)。