鶴保庸介沖縄・北方対策相が、制限速度を約40km/h超える速度超過を行い、書類送検されたと、NHKが伝えた。
鶴保氏の違反摘発は自動速度違反取締装置、いわゆるオービスによるもの。大臣就任前の7月、大阪府内の高速道路を走行中に撮影されたという。今後、違反の認否がなされる予定。
鶴保事務所は事実確認の取材に対して「(和歌山県の)現地事務所が対応しているため、東京ではわからない。事実を確認中である」とした。また、大阪府警はこの件について「特段の発表はない」と回答した。
法令で定める40km/h以上の速度超過は、反則金制度ではなく、通常の刑事罰の対象となる。罰則は「6月以下の懲役(過失の場合は3月以下の禁錮)又は10万円以下の罰金」で、略式命令による罰金となる場合が多い。行政処分は違反点数6点、1か月の免許停止。
鶴保氏は当選回数4回の参議院議員。49歳。歌山選挙区選出で、国土交通副大臣などを歴任し、8月に就任した。