【モスクワモーターショー16】ロシア交通警察が歴代のパトカーを展示

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GIBDDのパトカー展示コーナー
  • GIBDDのパトカー展示コーナー
  • GIBDDのパトカー展示コーナー。背景に80周年を祝う横断幕が見える
  • GAZ 21。GAZの乗用車は「ヴォルガ」の通称を持つ
  • GAZ 21。GAZの乗用車は「ヴォルガ」の通称を持つ
  • モスクヴィッチ 412
  • モスクヴィッチ 412
  • アフトワズ 2101。同社製乗用車の通称「ラーダ」は、現在はブランド名になっている
  • アフトワズ 2101。同社製乗用車の通称「ラーダ」は、現在はブランド名になっている

モスクワ国際オートサロン(モスクワモーターショー)の会場で、ソ連時代のパトカーが並んでいるのを発見。これはロシアの国家道路交通検査局(GIBDD)、いわゆる交通警察のコーナーだ。

GIBDDは、その前身となるソヴィエト国家自動車監督局が1936年に設立されたことから、今年を設立80周年と位置づけている。そしてモーターショーではそれを祝う横断幕とともに、所蔵している歴代パトカーのうち5台を展示した。

展示車両は、古いものから順にGAZ『21』、モスクヴィッチ『412』、アフトワズ『2101』、GAZ『24』、GAZ『31029』。1950年代後半にデビューした21から90年代に登場した31029まで、およそ40年の間に活躍した車両たちだ。

このほかIMZのサイドカー「ウラル」(車種名不明)と、現在稼働中のメルセデスベンツ『E350』、BMW『R900RT』も展示。またその前ではスケールダウンした標識や信号機、横断歩道などで道路や交差点を再現し、子供向けの交通安全教室を実施していた。

《古庄 速人》

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