欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンの主力MPV、『トゥーラン』(日本名:『ゴルフ トゥーラン』)。同車の先代モデルに不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)が行われる。
これは、フォルクスワーゲンが明らかにしたもの。同社は、「全世界でおよそ5900台のトゥーランをリコールする」と発表している。
今回のリコールは、混合燃料に対応した「エコフューエル」と呼ばれる日本向けにはない仕様が対象。フォルクスワーゲンによると、フロントの燃料タンクが腐食して破裂し、乗員が負傷するおそれがあるという。
リコールの対象になるのは、トゥーランの2006-2009年モデル。全世界でおよそ5900台が該当し、そのうち3800台はドイツ国内で登録された車両。
フォルクスワーゲンは、リコール作業を受けるまで、ガソリンモードだけを使うよう、顧客に呼びかけている。