全日本空輸(ANA)は、7月のグループ輸送実績を発表した。
旅客人数は、前年同月比12.9%増の80万0663人と好調だった。方面別では、ヨーロッパ方面がテロの影響で同1.2%減の6万9450人と前年割れだったが、アジア/オセアニア方面が同17.9%増の55万5192人、北米/ホノルル方面が同4.6%増の17万6021人だった。
利用率は78.8%だった。
国内線の旅客人数は、同1.4%増の327万0666人と2カ月連続で前年を上回った。東京=大阪線や東京=那覇線が順調だった。
利用率は62.2%となった。
貨物・郵便輸送実績は、国際線貨物が同20.8%増の6万7281トンだった。郵便が同18.6%減の2014トンだった。
国内線は貨物が同6.7%減の4万1456トン、郵便が同8.7%減の2448トンだった。