富士重工業が発表した2016年7月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産は前年同月比1.1%減の7万7309台で9か月ぶりのマイナスとなった。
国内生産は同9.3%減の6万1133台で7か月ぶりのマイナス。販売好調により高水準の生産が続いているが、前年同月比で稼働日数が2日少なかったため微減となった。海外生産は同49.3%増の1万6176台で、2か月連続のプラス。旧カムリ製造ラインでスバル車の生産を開始したため、大幅増となった。
国内販売は同12.7%減の1万2275台で、4か月ぶりのマイナス。登録車は同18.3%減の8906台で4か月ぶりのマイナス。『フォレスター』が好調を維持しているが、その他の車種が減少した。軽自動車は『ステラ』『プレオ』『サンバー』が増加し、同6.3%増の3369台で、11か月ぶりのプラスとなった。
輸出は、同2.2%増の5万4418台で2か月ぶりのプラス。主に北米向けや、その他の地域向けの『インプレッサ』、フォレスターが増加した。