発進したクルマの前に立っていた1歳男児がはねられ死亡

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26日午後6時5分ごろ、宮城県仙台市青葉区内の市道で、住宅敷地内の駐車スペースから発進したワゴン車が、前方にいた1歳の男児に衝突する事故が起きた。男児は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた祖母から事情を聞いている。

宮城県警・仙台中央署によると、現場は仙台市青葉区川内三十人町付近。ワゴン車は住宅敷地内の駐車スペースから発進(前進)した際、車両の前方にいた1歳の男児をはねた。

男児は転倒した際に頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、約2時間後に死亡した。警察はクルマを運転していた男児の祖母にあたる69歳の女性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

聴取に対して女性は「男児は家の中にいると思っていた。呼びに行こうと車外に出たところで事故に気づいた」などと供述しているようだ。警察では前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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