トンネル内で正面衝突、乗用車運転の89歳が死亡

自動車 社会 社会

23日午後4時10分ごろ、三重県いなべ市内の国道421号で、トンネル内を走行していた乗用車同士が正面衝突する事故が起きた。この事故で一方のクルマを運転していた89歳の男性が死亡している。

三重県警・いなべ署によると、現場はいなべ市大安町付近ある石榑トンネル(全長4158m)内で片側1車線の直線区間。両車線は樹脂製ポールで区分されている。2台の乗用車はトンネル東側の出入口から約1kmの地点で正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破。一方のクルマを運転していた滋賀県東近江市内に在住する89歳の男性が全身強打でまもなく死亡。もう一方のクルマを運転していた愛知県名古屋市内に在住する53歳の男性にケガはなく、警察では自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

警察ではいずれかのクルマが対向車線側へ逸脱したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース