川崎重工は8月26日、カワサキ『ZRX1200 DAEG』のエンジンに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは『ZRX1200 DAEG』1車種で、2015年10月2日~2016年7月8日に製作された1335台。
エンジンの組立工程で、シリンダと冷却水配管の接続部に使用しているゴム製のOリングの組み付けが不適切なものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、Oリングが損傷し冷却水配管接続部より冷却水が多量に流出し、最悪の場合、オーバーヒートするおそれがある。
改善措置として、全車両、当該部位を点検し、Oリングが適切に組み付けられていないものは交換を行う。
不具合は3件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発覚した。