新聞配達用のバイクで小学生を威嚇した男、暴行容疑で再逮捕

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今年7月、福岡県福岡市東区内の市道で下校途中の小学生男児へ故意にバイクを突進させて威嚇したとして、福岡県警は18日、同区内に在住する31歳の男を暴行容疑で再逮捕した。男は同様の事件を別に起こした容疑ですでに逮捕されていた。

福岡県警・東署によると、暴行容疑で逮捕された31歳の男は2016年7月20日の午後、福岡市東区青葉1丁目付近の市道を下校のために歩いていた8歳の男児に対し、新聞配達用のバイクを故意に突進させて威嚇した疑いがもたれている。男児は寸前でバイクを避けたためにケガはなかった。

同区内では「新聞配達のバイクが突進してきた」、「新聞配達員がバイクで威嚇してきた」というトラブルが相次いで発生していたが、歩行中の女児にバイクが接触して転倒し、負傷するという事件が7月下旬に発生。この事件を起こしたとして男は逮捕されていたが、捜査中に本件への関与も明らかとなり、再逮捕した。

男は男児を一旦は追い抜き、前方でUターンした後に威嚇するようにバイクを突進させていた。聴取に対しては「子供がいて道が通りにくかったが、口での注意が得意ではないので脅かそうと思った」などと供述しているという。警察では余罪についても厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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