横断中の高齢女性、右折車にはねられ死亡

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15日午後3時30分ごろ、熊本県山都町内の国道218号で、徒歩で横断歩道を渡っていた73歳の女性に対し、交差点を右折進行してきた軽トラックが衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡している。

熊本県警・山都署によると、現場は山都町下馬尾付近で片側1車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。73歳の女性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差点を右折進行してきた軽トラックにはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因で約2時間後に死亡。クルマを運転していた菊池市内に在住する68歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

死亡した女性は和歌山県内に在住しており、事故当日は帰省中だった。信号は双方とも青表示だったという。警察ではクルマ側の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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