路肩走行の自転車をひき逃げ、ミラー破片から特定して逮捕

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13日午前6時30分ごろ、長野県長野市内の国道19号で、路肩を走行していた自転車と乗用車が衝突する事故が起きた。自転車に乗っていた46歳の男性が重傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に45歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

長野県警・長野中央署によると、現場は長野市信州新町水内付近で片側1車線の緩やかなカーブが連続する区間。46歳の男性が乗る自転車は路肩を走行していたが、進行してきた乗用車にはねられた。

衝突の弾みで自転車は転倒。男性は鎖骨を骨折する重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始し、現場で発見したドアミラーの破片から車種を特定するとともに、翌14日夜に安曇野市内に在住する45歳の男が容疑に関与したものと断定。自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

逮捕された男は容疑への関与を大筋で認めており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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