スターアライアンスは、世界一周航空券にテーマ別プランを追加設定すると発表した。
スターアライアンスでは、10年以上前から世界一周航空券を提供してきた。これまでの豊富な経験を活かして、テーマを絞った新たな旅行プランを世界一周航空券に追加した。乗客は、旅程を最初から組むこともできるが、さまざまなテーマに沿ったプランを選択することもできる。
新たに追加されたプランは、「World Food」、「World Wonders」、「Architecture Hotspots」、「Nature Trail」、「Aquatic Wonders」、「Ramsar Wetlands」、「Natural Wonders」、「Great Hotels、Sports Hotspots」、「Wine Tasting」、「Romantic Journey」、「Luxury Lifestyle」。
新たに追加したプランを簡単に予約できるように、ウェブサイト上のBook & Fly予約ツールを更新した。ツールを利用することでプランの選択、出発地として国内の最寄りの空港を選べる。到着地を追加、削除、変更することも可能。
世界一周航空券は、旅行先の空港間の片道切符を購入するよりも格安。ただ、実際の価格は、旅程の総マイル数と搭乗クラスによって異なる。
旅程の総マイル数は、最大2万6000マイル、2万9000マイル、3万4000マイル、3万9000マイルの中から、個別に作成できる。赤道上で計測した地球の外周は約2万4901マイル。
顧客は、選択した航空運賃の総マイル数の範囲内で経路を自由に作成できる。旅行を開始する国と帰着する国は、同じ国(出発国)で、一つの大陸から別の大陸への順路は、常に同じ方向(西回りまたは東回り)によるものとする。ただ、同じ大陸内では、経路をジグザクに取ることは認められる。太平洋横断と大西洋横断は各1回のみとなる。
24時間を超える滞在の途中降機は、少なくとも3回必要。最高15回まで可能で、一部のエコノミークラスでは、途中降機が最高5回に制限されている。
スターアライアンス世界一周航空券には、ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスがあり、有効期限は航空券に応じて、半年または一年間を選択できる。