秋のツアーは世界文化遺産、日本のウユニ塩湖、ブームの火付け役?…はとバス

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はとバス(イメージ)
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  • 国立西洋美術館
  • 東京ステーションホテル「アトリウム」お食事(イメージ)
  • 千葉県君津市「濃溝の滝」(イメージ)

はとバスは8月15日、2016年度秋期(10~12月)のツアーを発表した。国立西洋美術館、濃溝の滝、江川海岸などを含み、東京観光は夏期からの継続含め106コース、郊外日帰りは125コース、宿泊は197コースが設定された。

東京観光では、7月に世界文化遺産に登録された国立西洋美術館が注目だ。はとバスでは、国立西洋美術館の見学と観光スポットを合わせたコースを7月よりスタートし、10月からは新コースを2つ追加、全3コースとした。

ツアーでは、定番の東京スカイツリーのほか、3月にオープンした東急プラザ銀座、国会議事堂、場内が移転する築地の散策などに、レストランでの昼食を組み合わせた。3コースで1万人の利用をめざす。

日帰り・宿泊ツアーでは、フォトジェニック・スポットを含む新コースが発表された。千葉県君津市の「濃溝の滝」は、昨年秋にSNSに投稿された1枚の写真から口コミが広がった。はとバスでは4月よりコースに組み入れ、すでに374名の利用があったという。秋は「濃溝の滝」のコースを3コースに増やした。

また、写真映えがするスポットとして、“日本のウユニ塩湖”といわれる千葉県木更津市の「江川海岸」や、ライトアップされた紅葉を観賞できる埼玉県長瀞町の「月の石もみじ公園」、海食洞が崩れてできた天窓から空を仰ぐ静岡県下田市の「竜宮窟」などを取り入れた。

宿泊付バスツアーでは、青森県の「十和田湖畔」から秋田県の「角館」まで、紅葉前線を追うように縦断する2泊3日のコースを用意した。「感動するような美しい景色をSNSに投稿すれば、ブームの火付け役になれるかもしれません」とはとバス関係者は語る。

《高木啓》

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