東燃ゼネラル石油が発表した2016年1~6月期(中間期)の連結決算は、営業利益が前年同期比58.4%減の169億円と大幅減益となった。
売上高は、主に原油価格の下落の影響を受けて製品価格が下落したため、同30.8%減の9579億円と大幅減収となった。
収益では、在庫評価損の縮小や石油化学製品のマージン改善などの増益効果があったものの、石油製品マージン下落、為替差損の影響で経常利益は同62.1%減の152億円と大幅減益だった。四半期利益は同31.8%減の158億円だった。
石油事業での在庫評価損53億円の影響を除いたセグメント利益は前年同期より442億円減の102億円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。