乗用車が暴走して次々に衝突、運転者が意識失う?

自動車 社会 社会

10日午前10時30分ごろ、千葉県市川市内の市道を走行していた乗用車か暴走。クルマ3台に衝突した後、約250m離れた民家敷地内の駐車場に突っ込む事故が起きた。この事故で5人が負傷。警察はクルマを運転していた48歳の女性から事情を聞いている。

千葉県警・市川署によると、現場は市川市東菅野5丁目付近で片側1車線の直線区間。乗用車は交差点近くでクルマ2台と次々に衝突し、さらに100mほど進んだところで前走車へ追突した。

クルマはさらに暴走を続け、約150m先の市川市本北方2丁目付近で片側1車線の右カーブを曲がりきれずに路外へ逸脱し、道路左側にある民家敷地内に突っ込み、ここでも駐車中のクルマ1台に衝突するなど、合わせて5台が関係する事故に発展した。

この事故で衝突・追突の被害を受けた3台のクルマに乗っていた4人が打撲などの軽傷。民家の住人にケガはなかった。暴走したクルマを運転していた48歳の女性も軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

いずれの現場にも目立つブレーキ痕が見当たらないことから、警察では女性が一時的に意識を失っていた可能性が高いとみて、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース