【JNCC 第6戦】日本離れしたロケーションで、小池田が連勝!!

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雄大なロケーション走る小池田猛
  • 雄大なロケーション走る小池田猛
  • 小池田猛
  • 臆してマシンを押すほどの下りで、フロントが浮く加速、斉木達也
  • 斉木達也
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2年目となる、飛騨のほうのき平スキー場ラウンド。濃霧と雨に悩まされた昨年と打って変わって、今回は快晴に恵まれた。

標高1250m~1550mと目立った高さではないものの、美しい丘陵地はまるでニュージーランドのよう。安房トンネルの開通と、乗鞍方面のマイカー規制で、ここほうのき平のある平湯は、年々観光客でもりあがる。僻地開催の多い日本のオフロードシーンでも、多くの一般客の目に触れるラウンドだ。

しかし、その高低差は強烈で、今戦では「クリフハンガー」「ほうのきころがし」といったダウンヒルセクションがライダーを苦しめた。ビギナーですらスロットル全開走行を楽しめるような、ワイドなロケーションに、テクニカルな下りが合わせられ、まさにここはビッグクロスカントリーの理想郷。来年以降の大幅なエントリー増加が見込まれる。

サマーブレイクを経て、後半戦に突入したJNCCは、今季台風の目玉となっている小池田猛VS斉木達也が、やはり見物に。斉木はこのほうのきから、日本に数台しかないKTM 250SX-Fファクトリーエディションを持ち込んで対決に臨んだ。

スタートから、レースは小池田・斉木がジャック。本気のバトルを続ける二人だったが、なんと3周目に斉木がパンク。ピットインを余儀なくされ、勝負の明暗が分かれてしまう。小池田、斉木は3位以下をラップ。二人のベストラップは、他のトップライダーより1分近く速いという、強烈な存在感。最高峰クラスのAA1は、3位に齋藤祐太朗。Aクラスは以前より頭角を現していた、斉木の同胞である和田卓也が、ついに優勝。総合でも10位と健闘した。

《稲垣 正倫》

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