8月6日、静岡県の富士スピードウェイで行われたSUPER GT第5戦。ニッサン陣営のピットでは真新しい給油塔とブーム・サインガードが導入された。しかもそのブームには電飾パネルが装着されていた。
燃料給油をするためのタンクとホースや、タイヤ交換に使うエアツールのエアを送るタンクとホースが収められている給油塔。そこから伸びるブームは、ベーシックな物ではアルミや鉄のパイプをつなぎ合わせたものが一般的だ。
しかし今回ニッサン陣営が持ち込んだブームには電飾パネルが装備されていた。各チームのチーム名・ロゴマーク・スポンサー名などが順繰りに表示されており、華やかさを演出している。
2014年にホンダ勢が統一デザインの給油塔とブームを導入、続いて2015年にレクサスチームが統一デザインの給油塔を導入した。それに続き満を持して導入されたのが、今回のニッサン陣営の給油塔とブームだ。
よりメーカー色の強い給油塔とブームになったことで、ファンからは一目でどこにどのチームが居るのかが分かりやくなったことだろう。キッズウォークの時間に間近に見たが、観戦者の背の高さと比較すると、給油塔やブームの大きさにも驚く。
また、これに合わせて、ピットレーンに構える前線基地のサインガードも刷新され、ニッサン陣営は統一デザインとなった。内部設置されるパネルの枚数など、各チームの必要な物が置かれており、カスタマイズが施されている。レクサス陣営のサインガードはデザインが統一されているが、ホンダ陣営は特に統一していない。