KLMオランダ航空は8月1日、エアバス『A330』型機全機のワールドビジネスクラスの改装を開始したと発表した。
KLMの新しいワールドビジネスクラスの特長は、フルフラットシート、12言語対応の機内エンターテインメント、3Dフライト追跡システムなど。新しい機内インテリアのデザインを手がけたのは、オランダ人デザイナーのヘラ・ヨンゲリウス氏。新ワールドビジネスクラスを装備したA330型機は2018年初めに大陸間路線に投入される見込み。
KLMは18年末までに大陸間路線機材全機のワールドビジネスクラスの機内インテリアを新しくする方針。最新機材のボーイング『787』型機は新ワールドビジネスクラスを装備し、『B777-200』型機と『B747-400』型機は機内インテリアの改装を終えた。「B777-300」型機のリニューアル作業は始まったばかりで、17年6月に完了するとみられる。