BASFジャパンは7月29日、横浜市・戸塚工場内のグランドを開放して「第41回夏祭り」を開催した。
同イベントは、自動車用塗料などの製造・開発を行うBASFジャパン戸塚工場が地域住民との交流を目的として毎年開催しているもので、今年は約1500人の来場者で賑わった。
会場には社員が企画・運営する屋台が並び、地元の子ども会や自治会によるパフォーマンスのほか、スイカ割り、抽選会も行われた。また、今年は子どもたちに「化学」の楽しさを伝えるためにBASFが世界各国で実施している「子ども実験教室」のミニ版も開催し、約130人の小学生が実験「Color Butterfly! (カラフルなチョウを作ってみよう!)」に取り組み、pH値の違いを利用して紙製のチョウを彩った。
戸塚工場では夏祭りのほか、工場のグラウンドを地域の少年野球チームに開放するなど、長期にわたり地域に根差した活動を行っている。また、労働安全の取り組みの一環として、関係官庁の協力のもと自衛消防隊による消防訓練などを定期的に実施しており、20年以上、休業災害ゼロを記録している。