シンガポール・チャンギ空港旅客数、6月は3%増…中国・豪州線が好調

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シンガポール・チャンギ空港旅客数、6月は3%増
  • シンガポール・チャンギ空港旅客数、6月は3%増

シンガポールのチャンギ空港が7月28日に発表した6月利用実績によると、航空旅客数は前年同月比3.0%増の483万8000人、民間航空機発着回数は2.9%増の2万9350回、貨物取扱量は7.8%増の16万3070トンだった。

全体の旅客数を押し上げた路線は米州線、北東アジア線、南西太平洋線。国別では中国線が16%増、オーストラリア線が7%増。特に中国の広州線、豪州のメルボルン線、パース線は2ケタの伸び率を記録した。

6月16日~7月15日の期間、中国東方航空は瀋陽=南京=シンガポール線を1日1往復、タイガーエアは鄭州線を週3往復で開設した。また、シンガポール航空はシドニー線を週35往復、カンタス航空はパース線を週9往復、西部航空とシルクエアーは重慶線を週7往復、スクートはアムリトサル線を週4往復に増便した。

なお、上半期(1月~6月)の利用実績は、航空旅客数が前年同期比8.0%増の2877万9000人、民間航空機発着回数は4.7%増の17万7810回、貨物取扱量は4.2%増の95万250トンだった。

《日下部みずき》

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