スズキが発表した2016年6月の四輪車生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比10.9%減の20万7915台で、8か月連続のマイナスとなった。
海外生産はインド、パキスタン、中国等で減少し、同6.9%減の14万2143台で2か月連続のマイナス。国内生産も国内・輸出向けともに減少し、同18.6%減の6万5772台と16か月連続のマイナスだった。
国内販売は同0.2%増の5万3351台で、5か月ぶりのプラス。軽自動車は『ハスラー』や『アルト』等が減少し、同9.3%減の4万3294台で18か月連続のマイナスとなったが、登録車は新型『ソリオ』や『イグニス』が貢献し、同82.4%増の1万0057台と6月として過去最高を記録し、10か月連続プラスとなった。
輸出はアフリカ、欧州向けなどが増加し、同1.0%増の9440台と、15か月ぶりのプラスとなった。