路上に寝込んでいた人をひき逃げ、38歳の男を逮捕

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5月下旬に埼玉県羽生市内の市道で発生した死亡ひき逃げ事件について、埼玉県警は24日、行田市内に在住する38歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。容疑への関与を認めているという。

埼玉県警・羽生署によると、問題の事故は2016年5月29日の午前1時5分ごろ発生している。羽生市西4丁目付近の市道(片側1車線の直線区間)で、車道に寝込んでいたいたとみられる44歳の男性に対し、進行してきたクルマが衝突。男性は頭部強打などが原因でまもなく死亡した。

事故を起こした車両は逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。現場周辺に設置された防犯カメラ映像の分析を進めたところ、行田市内に在住する38歳の男が関与したと判断。任意で事情を聞いていたが、関与を大筋で認めたことから24日までにひき逃げ容疑で逮捕した。

聴取に対して男は「事故を起こして逃げたことは間違いない」などと供述しており、警察では男を厳しく追及。事故発生の経緯を詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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