メルセデス・ベンツ日本 上野社長「カーシェアを日本でも積極的に進めていく」

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メルセデス・ベンツ日本 上野金太郎 社長
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  • メルセデスベンツ 新型 Eクラス 発表会
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メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は7月27日に都内で開いた新車発表会後、報道陣の囲み取材に応じ、本社が世界各地で積極的に展開しているカーシェアリング事業について「日本市場でも積極的に進めていきたい」との考えを示した。

上野社長は「カーシェアというのは必然的な方向性になっていくし、逆に目をつぶっていたら乗り遅れてしまうので、あくまでも世の中が良しとする制度にはどんどんと積極的にやっていきたい」と明言。

さらに「理想的にいえば、いろいろな街づくりの最初の頃からカーシェアも含めて基盤に入れてもらうと、より可能性がでてくる。諸外国と違って日本の場合は路上駐車が基本的にはノーで、そういうことで乗り捨て型のカーシェアが実現できない状況にあるが、クルマの駐車ができるような数多く街の設計の段階からやっていければ車共同利用が可能になってくる」とも指摘。

その上で「カーシェアが1台あると新車が何十台売れなくなるといった計算値もあるようだが、そこをやることによって、よりモビリティを個々のプラスになるため、コミュニティのプラスになるために進めていきたいと思っているので、決して私どもがあきらめたわけではなく、日本においても他の地域と同様に、いろいろと考えて今進めている」と重ねて強調した。

《小松哲也》

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