日本航空(JAL)グループは、6月の輸送実績を公表した。
国際線の旅客人数は、前年同月比1.7%減の69万0691人と2カ月連続でマイナスとなった。方面別では、米大陸線がどう7.2%増の10万4118人と好調だったが、東南アジア線が同4.5%減の26万5827人と低迷した。欧州線も同2.9%減の5万3952人と、テロが影響している模様だ。オセアニア線は同19.9%減の9857人と大幅に落ち込んだ。
中国線と韓国線は前年を上回った。
全体の利用率は80.9%で8割台に回復した。
国内線は同0.9%増の254万4359人と2カ月ぶりに前年を上回った。ローカル線が順調だった。利用率は65.0%だった。
貨物郵便輸送実績は、国際線貨物が同1.5%増の2万5276トン、郵便が同5.5%増の3009トンだった。国内線貨物が横ばいの3万1548トン、郵便が同5.7%増の2791トンだった。